Primary industry

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1次産業支援

水田製作所が培ってきた技術を、さまざまな分野で活かすために。その挑戦の1つが1次産業への貢献です。スタートは「屋内土耕栽培技術」を採用したシステムの導入でした。現在は、その運用により栽培可能な作物の実証とデータ収集、また自動化など当社保有技術による改良などを進めています。栽培される作物を素材とする他分野への応用や、システムを活用した社会課題の解決も目指します。

水田製作所が培ってきた技術を、さまざまな分野で活かすために。その挑戦の1つが1次産業への貢献です。スタートは「屋内土耕栽培技術」を採用したシステムの導入でした。現在は、その運用により栽培可能な作物の実証とデータ収集、また自動化など当社保有技術による改良などを進めています。栽培される作物を素材とする他分野への応用や、システムを活用した社会課題の解決も目指します。

CONCEPT農業の課題と取り組み

近年、電気業界でも遊休設備・工場を活用し、主としてリーフレタスなど葉物野菜の生産を行う企業が増えていますが、導入されている水耕栽培技術では、大きなインフラや大量の液肥が必要であり、導入・ランニングコストの面で参入障壁が高くなっています。また、屋外での露地栽培は、昨今の異常気象により気温、降水量、日照時間などが安定しないことから、通年の収量が不安定になる等の課題があります。当社では、既存の「屋内土耕栽培システム」に着目し、当社技術を用いた半自動化や制御システムの構築によって、小規模で安定した収量を確保できるシステムの開発と、その事業化に向け、社内での実運用を伴った実証研究を進めています。

System水田製作所が開発するシステム

屋内土耕栽培システムについて

天然素材を使った人工培土『ヴェルデナイト®』、植物育成用LED照明『Swan®』を利用した屋内土耕栽培システムです。水耕栽培システムに比べ導入コストが低く、土壌育成により栄養価など付加価値の高い葉野菜・根菜などを省スペースで安定的に収穫することができます。

屋内土耕栽培システムの特徴

  • POINT.1空き家など限られたスペースで育成できる

  • POINT.2季節・天候に影響されずに作付け計画を立てられる

  • POINT.3地域に根ざしたレストランなど、ローカルビジネスにフィットする

  • POINT.4参入コスト・ランニングコストが抑えられる

Research
and
Development

屋内土耕栽培システムの研究当社のプラントでは、以下の研究を進めています。

Research .1
レタスを中心とした葉物の栽培技術確立
Research .2
自然農法に近い屋内での栽培技術の開発
Research .3
無肥料でヴェルデナイト®との技術の複合化による収穫量増加
Research .4
育成サイクル短縮への取り組み
Research .5
根菜の栽培テストによる当社技術を活用したシステム開発
Research .6
栽培の自動化を実現する機器およびシステムの開発
Research .7
育成状態の改良に向けた設備・装置の開発
Research .8
使用済みヴェルデナイト®のリサイクル技術開発
Research .9
廃棄プラスチックを活用した農業用資材の開発
  • VISION

    1次産業支援を通して実現すること

    さまざまな課題がある農業・漁業において、作業の負担軽減につながる製品や新規参入の促進、食料自給率の向上につながるシステム開発を目指しています。また田畑や里山、川や海など農業・漁業の環境につながる林業にも同様な支援を考え、当社の技術・知識、ネットワークを駆使して、1次産業の課題解決につながる研究・開発を行っていきます。

CONTACT

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