CONCEPT
水田製作所が大切にしていること
水田製作所は、時代に合わせて必要な価値を届けてきました。
それは創業時から変わりません。
当時は「オアシスランプ」という製品や、先端素材であったプラスチックを
用いた製品の開発をベンチャースピリットを持って世に送り出し、
現在は自分たちのコア技術を新結合させた事業を
「アセンブる」というコンセプトで展開しています。
長年掲げてきた経営理念は現代、そして未来に必要なことを伝え、
そのことをベースにVISION・MISSION・VALUEを構築し、
私たちは次の時代へ向かっていきます。
- VISION 目指す理想像
-
ものづくりや、ことづくりを
時代に必要な価値に変化して提案する
アセンブるメーカーへ。 - MISSION 大切にすること
-
本業を軸に、自然とともに
人の健康や暮らしが、より良くなるよう
自分たちの技術と価値を活かします。 - VALUE 価値観・行動基準
-
時代も状況も、自然のように
あるがままに受け入れていくことで、
形を変え続け、今、ここにいます。
その過程で他者やさまざまな要素を重ねたり、
おたがいが支え合える関係性であるように。
history
水田製作所の歴史
1934
世の中に役立つモノづくり
昭和初期に、新素材として注目されていたベークライト(フェノール樹脂)の絶縁性に注目した創業者 水田利男は、 プラスチックの機能を活かして世の中に役に立つものを作るため「水田製作所」を1934年(昭和9)に立ち上げました。 当時、電機と樹脂成形の技術を併せ持つ会社は国内で数少なく、創業まもない自動車メーカーや、電機メーカーから依頼があり、 開発支援やモノづくりを行った記録が残っています。また、戦後の物資がない時には簡易ランプの製造・販売をするなど、 常にモノづくりを追求し続ける、それが今でも受け継がれる水田製作所の姿です。
1950
求め続ける技術開発
戦後の新しいモノが求められる1950年から高度経済成長期にかけては、インサート成形、コンプレッション成形、トランスファー成形、インジェクション成形と 次々に生み出される新しい成形技術を積極的に取り入れ、さらに新時代の樹脂素材の提案も進めるなど、求められる製品に合わせた技術開発を行います。 1950年代半ばから端子台の製造が始まり、それらが電力インフラや鉄道車両に使われる切り替えスイッチの開発と組立、また発電所の様々な制御盤に組み込まれる器具製造などへ発展しました。 その結果、「電気と樹脂のことは水田に聞け」と言われるくらいに取引先の信頼も高まっていきました。
1970
時代に合わせたモノづくり
エレクトロニクス時代の到来となった1970年代初頭から、当時高級品だったエレベーターに取り付けられる「エッチング銘板」の技術を応用して プリント配線基板の製造をスタート、1972年にプリント配線基板の専門工場として硯町工場を開設しました。電気と樹脂の技術を併せ持つ当社にとっては、 プリント配線基板の製造は時代に合わせた事業となり、同時にプリント基板設計から電子機器の設計なども行うようになります。 1980年頃には、制御コントローラー(PLC)のユニット設計のアイデアを提案、PLCのユニット方式が生まれたキッカケを作り、 現在もPLCなどの制御機器向けプラスチック成形部品、端子台などの製造を続けています。
1995.1.17阪神淡路大震災からの復興
震災では、本社が倒壊。幸いにも社員には被害がほとんどなく、取引先、金融
機関、協力会社が応援や支援をいただいたことにより、一年後には新社屋が竣
工できるなど、さまざまな方々のご支援により、翌年1月に新本社が竣工する
など早期の復興を実現できました。
2000
ニーズに応えるモノづくり
これまで培ってきた技術や経験で社会に役立つ「モノ」を生み出しながら、技術の新結合を促す「アセンブる」というコンセプトを軸に、 これからも自然との調和を図りながら社会に貢献できる技術・製品の研究開発を進めていきます。
2010-新たな価値をつくる「アセンブる」
2010年代の前半に、当社のコア部品であるプリント基板事業に大きな変化が起こりました。その危機を乗り越え、プリント基板に関わる全ての技術を発展的に継承させることを目的とし、カーボン(CFRP)素材のプレス加工を主とした複合材製品の製造技術開発、またプリント基板の技術と複合化させるなどのチャレンジを進めてきました。その結果として、オリジナル照明「KIBAN:LIGHT」が生まれるなど、これまでのコア技術を応用したモノづくりの可能性を感じることとなりました。その体験から、さらにエレクトロニクス以外のさまざまな分野に、保有技術を展開するべく挑戦を行っています。ターゲットとしているのは「医療・バイオ」「建築・デザイン」「生産プロセス開発」「1次産業」といった分野です。これまで培ってきた技術や経験で、社会に役立つ「モノ」を生み出すことを、そして新結合を促す「アセンブる」というコンセプトを軸に、水田製作所を通して社会を明るくさせるように、研究・開発を進めていきます。
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