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leader
新事業に
挑戦するリーダー
水田製作所は柔軟な発想でいろんな 挑戦をする会社です。
新技術の開発研究や、既存技術とデザインの融合で新発想の製品を開発しています。
interview01
MIZUTAだからできる発想で、
未知の分野に挑戦。
バイオメディカル事業本部
石原 甲平
この会社に入って、ずっと作業着で設計をしていたのに、まさかこの歳で白衣を着ることになるなんて、思ってもみなかったです(笑)
ある日、社長に「こんな技術があるから、それを組み込んだ製品を開発したい。力を貸して。」と言われて、研究・開発に乗り出しました。医療やバイオの専門用語もわからないし、共同研究している大学教授からお小言を言われながら、学生さんと一緒になって取り組んできたことは、とても新鮮な体験で刺激になりました。
開発当初は、右も左もわからず戸惑いを感じました。例えば医療分野ではあたり前なことについてエレクトロニクス分野の私から見て違和感を感じたのでそれを指摘すると学生さんから驚かれ、逆の立場になることもあってなるほどと思うこともありました。そのような経験を踏まえ、今まで全く知らない分野においてもMIZUTAで役立てる可能性はすごくたくさんあるなって感じています。
実際の開発は、今までの電気・構造設計開発とは何も変わらず、わからないことは調べ、聞いて、考えて、試すことを繰り返す毎日です。社内には、モノづくりに使う様々な道具、3Dプリンタもフライス盤もあるから新しいアイデアをすぐに形にできるし、目的に向けた製品開発が自由にできるので、エレクトロニクス分野だけをターゲットにしていた時期よりもさらに充実した仕事ができています。
interview02
これからの社会に役立つ
MIZUTAのモノづくりを模索。
アグリカルチュラル事業部
岡 寛
一次産業の分野で電子・電気機器メーカーに何ができるのか半信半疑ではじめましたが、植物育成のプロセスをひと通り経験してみると、今自分達が取り組んでいるモノづくりのプロセスと同じだと思いました。やってみて、結果を分析し、考え、改善を繰り返すのは、既存事業と同じで、これなら自分の経験も活かせて、やればできるという実感があります。
私は既存事業では主に製造・管理業務に携わっています。製品開発については初心者ですが、自分なりに情報を収集し、アイデアと植物育成事業の分析・評価結果をもとに設計部とコミュニケーションを深めながら、どんなものが農業に役立つのかを考えています。何か困っていることがあれば部門を問わずに相談できるチームワーク重視の会社ですから、周りと協力しやすい職場環境のメリットを生かしながら事業を進めています。
スタート当時は私含め2人ではじめた事業ですが、電気機器工場に野菜が栽培されていることへ興味を持ち、手伝いをしてくれる方も少しずつ増えるようになりました。野菜・植物育成に関する仕事や話題など、今までとはまた違うコミュニケーションや体系が生まれて新鮮ですね。
こういう小さな変化や、野菜づくりを通しての気づきなどを改めて知ることができ、電気機器の製造・管理工程にもフィードバックしていくことで、会社全体の成長の糧になればと考えていますし、一次産業を支えられる会社として新たな顔がMIZUTAに生まれることを目指しています。
interview03
成形製造の発展に、
MIZUTAの役割。
事業開発本部
富山 馨
生産プロセス事業は、お客様や同業他社様に電磁誘導式ヒート&クール成形付帯設備を販売・技術支援をする事業です。これは、樹脂成形の黎明期より携わってきたMIZUTAだからこそ出来る事業だと私は思っています。
ヒート&クール成形付帯設備は、高い付加価値を持った製品の実現に寄与する事が出来ます。プラスチック成形機に付帯すれば、樹脂成形品が品質にも意匠にも優れ、業界の活性化にも繋がります。
それに、MIZUTAは一つの部品から完成品まで、全てをプロセスと技術・ノウハウを持つアセンブリメーカーです。
販売するだけではなく自らこの設備を使用する事によって樹脂成形だけでなく、全てのプロセスを知っているMIZUTAだからこそ、同業社様に対しても技術支援が可能となります。
パートナーシップのネットワークを持つことで、MIZUTAのような小さな会社でも存在価値を高められると考えています。
interview04
固定観念を打破し、
MIZUTAの新たな価値をつくる。
技術部
高原 浩司
MIZUTAオリジナル商品「KIBAN:LIGHT」やカーボン複合材の製造をキッカケに、インテリアを含む空間デザイン・建築分野への事業化を進めています。
今まではお客様の企画にMIZUTAのアイデアを加え、製品というカタチにすることが日常だったので、ゼロから製品を考える立場になると、今までのやり方だけでは通用しないことに戸惑いを感じる日々でした。
改めてメーカーさんが新たな製品を開発する考えや発想力、アイデアには感心させられています。
この事業を始めて驚きだったのが、今まであたり前のように思っていたMIZUTAの技術が異業種では興味深く見えるということです。空間デザイナーなど異業種の方には、ほんのささいな指摘にも驚かれたりするので、MIZUTAの技術や知識で新たな価値を生む可能性を感じています。
今後は持っている技術を活かして、オフィスや店舗などの空間づくりができないか模索中です。そのため、それほど気にして見ていなかったカフェや商業施設、家具や照明など、いろんなものに興味をもって見るようになりました。どうしたらMIZUTAの技術を、もっといろんな場所へ盛り込んでいるか、ヒントを探しつづける日々です。